
8月30日、「足尾銅山の世界遺産登録を推進する会」の発足20周年記念講演会に出席いたしました。
この日は、内閣官房参与であり産業遺産情報センターの加藤康子センター長を講師にお迎えし、「世界と日本に学ぶ産業遺産のまちづくり」をテーマにご講演をいただきました。
加藤さんは講演の中で、足尾銅山を世界遺産へ登録していく上では、単に地域の歴史にとどまらず「世界史的な観点から見た価値」を明確に提示することの重要性を指摘されました。また、我が国の近代化を支えた光の側面のみならず、公害の発生からそれをどのように克服してきたかという歴史も含め、史実をありのまま正しく後世に伝えていく姿勢こそが不可欠であるとお話しされました。
足尾銅山が歩んできた近代化の功績と公害克服の軌跡は、まさに持続可能な地域社会や環境共生を考える上で、現代の私たちに多くの教訓を与えてくれます。
20年という長きにわたり熱心に活動を続けてこられた推進会の皆様の歩みに深く敬意を表するとともに、地域の貴重な産業遺産を正しく継承し、まちづくりや未来への発展へとつなげていけるよう、私も意を新たにしてまいりました。


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